<招待作家> 清野 耕一 インスタレーション
私の作品テーマは、精神的・身体的・科学的アプロ―チによって多様な側面を捉えながら、「生命の探求」に焦点を合わせている。同時に、それは「生命のサイクル:誕生-成長-死-再生」の示唆を試みている。
私が意図する生命とは、自分自身の存在だけでなく、地球上のあらゆる生き物たちの存在。また、体内細胞・DNAや惑星・銀河をも含めている。新技術の進歩により、肉眼では見えない二つの世界、『ミクロ小宇宙』と『マクロ大宇宙』は徐々にアクセスが可能となる。これら未知なる世界の相反する視点は、私のインスピレーションの源となり、また作品制作で重要な役割を果たし、生命とは何かを考える動機づけに役立っている。
最新作「Cultivation: Fountain of Life(培養体:生命の泉)」では、ミステリアスでエネルギーに満ちた生命の源泉になることを期待したい。
清野 耕一
【動 画】
◎「Cultivation(培養体) II」の陳列作業と展示風景 (←クリック)
※2012年1月にアメリカ、ノックスビル、テネシー大学の美術館で開催されたグループ展「Redefining the Multiple(複数性再考:日本の版画家13人展)」より
◎「Cultivation/Between Heaven and Earth(培養体/天と地の間」の作品制作工程、及び陳列風景、展示風景 (←クリック)
※山口県立萩美術館・浦上記念館で一年常設展示企画として2016年4月~2017年3月の期間開催された展示内容を紹介する画像です。
【略 歴】
清野 耕一 / Koichi KIYONO
1957年東京都生まれ。1980年早稲田大学社会科学部卒業。1992年美学校銅版画工房修了。2002-03年文化庁派遣芸術家在外研修(カナダ・カルガリー大学にて研究活動)。2011年第8回高知国際版画トリエンナーレ展にて優秀賞受賞。その他、日本国内だけでなく、ヨーロッパ・北米にて、個展や国際的グループ展に多数出品する。
- 会 場
- ホテル メトロポリタン 1F ロビー > HP
- 住 所
- 豊島区西池袋1-6-1
- 電 話
- 03-3980-1111
- OPEN