千葉尋展「倖せのあとさき」
千葉尋は、世界41か国、342作家、602作品が集まった第2回TKO国際ミニプリント展2020(東京→京都→大阪)の金賞受賞者です。審査員は石川健次(美術評論家・東京工芸大学教授)、ミハエル・W・シュナイダー(美術家・東京藝術大学准教授)
笹井祐子(版画家・日本大学芸術学部教授)、野口玲一(三菱一号館美術館上席学芸員)の各氏でした。植物の葉に図像を焼き付ける技法を研究して、作品を制作している作家です。「独自技法なので、2012年に取り組み始めてから実験と失敗の
繰り返しでしたが、近年はようやく成功率が安定し、作品の中身についてじっくり考える余裕も出てきました。そんなときにいただいた金賞だったので、かけた時間が作品に反映され、またそれを読み取っていただけたのだなと感じました。」と作家は語っています。葉緑体プリントを用いた作品約20点の展示です。会期中は会場内32インチのモニターにて常時、審査風景や巡回展の様子を放映予定です。
千葉尋 (ちば ひろ) プロフィール
千葉県出身
2012 東京造形大学造形学部デザイン研究科卒業
2014 東京造形大学造形研究科修了
《個展》
2018「葉緑体写真展The Chloroplast Recollection」ギャラリーラー/東京、日本
2018「nt.」Art mall ginza Gallery Project/東京、日本
2019「THE CHLOROPLAST RECOLLECTION 2」寺町美術館+ギャラリー/東京、日本
《グループ展》
2016「Art comes alive at Tiapapata 」Tiapapata Art Center/アビア、サモア
2018「Prologue IX」Gallery ART POINT/東京、日本
2019「NAU21世紀美術連立展2019」国立新美術館/東京、日本
2019「The memory of the Chloroplast」Gallery Byul/釜山、韓国
2019「月光荘祭」月光荘/「しょく物の惑星」寺町美術館+ギャラリー/「ぬくもる人影、日々ひととき」おふろ荘/東京、日本
2019「SAISON PHOTO 2019」エバウ王立修道院/サルテ、フランス
《アートフェア》
2019「GWANGJU INTERNATIONAL ART FAIR 2019」KDJコンベンションセンター/光州、韓国
《入選/受賞/助成》
2017 入選 シェル美術賞
2018 佳作 Artmore Award
2020 金賞 第2回TKO国際ミニプリント展(東京→京都→大阪)
2020 求龍堂賞 第9回 FEI PRINT AWARD
2020 入選 2020年 美の起源展
2018-19 アサヒ新聞財団 芸術活動への助成
- 会 場
- B-gallery > HP
- 住 所
- 豊島区西池袋2-31-6
- 電 話
- 03-3989-8608
- OPEN
- 休廊:8日(月) 開廊14:00~18:00