池袋への道―近世の歴史資料、池袋モンパルナス、森山大道
池袋をいま、俯瞰してみましょう。東京を代表する繁華街、中国や台湾をはじめとする移民の文化、演劇のメッカ、水族館、雑司が谷の佇まい、トキワ荘に集ったマンガ家のレジェンドたちの記憶、百貨店とも接続する一大ターミナル、立教大学に代表される学園都市…。
https://www.city.toshima.lg.jp/128/museumgroup-exhibition-r02-01.html
主宰:公益財団法人東京都歴史文化財団東京芸術劇場・豊島区
助成:令和2年度文化庁文化芸術創造拠点形成事業
会場は他に
豊島区立郷土資料館企画展示室
常設展示室ヤミ市模型、アトリエ村模型を含む
9時~16時30分※入館は16時まで
(豊島区西池袋2-37-4としま産業振興プラザ7階)
雑司ヶ谷鬼子母神堂
9時~17時※堂内見学は平日のみ。要予約
池袋には、かつて人々が暮らしてきた軌跡と記憶が、色とりどりに何層にも積み重なっています。
本展ではその積み重なりを、古地図や絵馬など歴史資料や、近代の絵画・水彩・素描・版画、そして池袋在住で世界的に知られる写真家・森山大道の新規撮影を含む写真作品など、計150点で視覚化する試みです。
展示物は、時を封印した記憶の結晶であり、時代を超えた息遣いや手ざわりを呼び覚まします。
街の移り変わりを伝える歴史資料をはじめ、昭和初期から終戦後まで「池袋モンパルナス」に集った著名な画家・詩人たちの佳作、さらには森山大道による現在進行形のスナップショット、それらは人々と街のエネルギーがたえず躍動する池袋の変幻自在な姿を、歴史的な厚みを持った層(レイヤー)として明らかにするでしょう。
展覧会場として、東京芸術劇場と豊島区立郷土資料館の2会場に加え、地域の記憶が豊かに蓄えられ、いまなお熱心な信仰に支えられている雑司ヶ谷鬼子母神堂を特別会場として迎えます。
ぜひ3会場をツアーしながら、池袋という街の魅力も同時にお楽しみ下さい。
*ここで「池袋」という地名は、広く豊島区域を指しています。
*鬼子母神の「鬼」は角なし
- 会 場
- 東京芸術劇場 アトリエイースト・アトリエウエスト ほか > HP
- 住 所
- 豊島区西池袋1-8-1
- 電 話
- 03-5391-2111
- OPEN
- 東京芸術劇場アトリエイースト・アトリエウエストは10時~19時※入館は18時30分まで