第2回新井知生展「物語を刻む」

先の鋭利なもの（錐など）で画面にランダムに傷をつけ、そこに絵の具を塗り拭き取ると線が出現します（凹版画の インタリオの手法）。
その偶然現れた線に色を足したり消したりを繰り返して、なんとなく何かに見えるような世界を 作っていくのが新井知生の制作手法です。
「鑑賞者はそれらの形からその人なりの感じ方や記憶との結びつきによって、 自分の物語に入り込んでいくでしょう。
私の絵を通して鑑賞者が自分の人生と再会し、またそれぞれの物語を描くこと が私の描く絵の目的です。」と作者は語ります。
今展では、103×73㎝から23×17㎝まで、 約20点程度を展示予定です。
材料・技法は全て、板・パネルにアクリル絵の具です。前回に続いて画業42年の軌跡を会場内32インチモニターにて放映予定です。

会 場

B-gallery   > HP

住 所

豊島区西池袋2-31-6

電 話

03-3989-8608

OPEN

月曜休廊
開廊14:00～18:00 　
9月22日～25日のみ13:00～18:00