池袋アートギャザリング公募展 IAG AWARDS 2024
東京・池袋で開催される「第19回 池袋モンパルナス回遊美術館」のメイン企画として東京芸術劇場で開催される『池袋アートギャザリング公募展(Ikebukuro Art-Gathering Exhibition) IAG AWARDS2024』の出品作家を募集いたします。
池袋モンパルナス…それは池袋の都市としての原点です。かつて鉄道駅の開設により草原地に住宅や学校群が生まれ、その周縁に全国から創作熱を持った学生や芸術家が集まり、アトリエ村という自由区を形成しました。池袋は、交錯するジャンルを超えた情熱とその交流、切磋琢磨し合いながら創作に励み作家自身のアイデンティティーを強める魅力的な場所でした。当時の住人であった野見山暁治さんは「歯ぎしりのユートピア」と表現しています。
その池袋の街で毎年5月、さまざまなアーティストが集い、表現し、交流し、発信する舞台として、アートイベント「池袋モンパルナス回遊美術館」を開催しています。
そのメインイベントである「池袋アートギャザリング公募展 IAG AWARDS」は、現役で活躍する美術作家を審査員に迎え、地元ギャラリーや企業・団体、地方都市との連携による展示機会の提供、地域プロジェクトへの起用など、多くの作家の飛躍を支えています。
池袋モンパルナスの精神を引き継ぐ「国際アート・カルチャー都市」池袋での公募企画展に、多くの才能がチャレンジしていただくことを期待しています。
< 募集作品>
平面・立体・映像・マンガ的表現を取り入れた作品・インスタレーションなど、屋内ギャラリー展示が可能なオリジナル作品を募集いたします。詳しくは「募集要項」をご覧ください。
・テーマやジャンルの制約なし※/発表・未発表は問いません
※マンガ固有の表現である「フキダシ」「コマ割り」を取り入れ(いずれか一方でも可)新たなアート表現を実現している作品に対しては特別賞「漫喜利賞」を授与いたします
< 審査と各賞>
本公募展では、作品そのもののクオリティと合わせ、与えられた展示スペースを活かし、魅力ある展示であることも審査し、各賞を「作家」に授与いたします。従って、各次審査においても展示プランを重視した審査をいたします。
「漫喜利賞」について
本公募展は「豊島区立トキワ荘マンガミュージアム」を擁する豊島区の公募展として「マンガとアートの融合=展示するマンガ:漫喜利 ―MANGIRI」を新たな魅力とするべく発掘・発信に取り組んでいます。
本公募展各賞が「作家」に対して授与されるのに対し、本賞は、マンガ固有の表現である「フキダシ」「コマ割り」を取り入れる(いずれか一方でも可)ことによって新たなアート表現を実現している「作品」に対して授与いたします。
<審査員 >
・押元 一敏 <Kazutoshi Oshimoto> 画家 / 東京藝術大学美術学部 准教授(審査員長)
・金丸 悠児 <Yuji Kanamaru> 画家 / C-DEPOT代表
・喜多 祥泰 <Shohei Kita> 画 家 / 沖縄県立芸術大学美術工芸学部 准教授
・松井 えり菜 <Erina Matsui> 美術家
・三橋 純 <Mitsuhashi Jun> 写真家 / 横浜美術大学教授
・山内 康裕 <Yasuhiro Yamauchi> 一般社団法人マンガナイト代表理事
・渡辺おさむ <Akio Ohmori> 現代美術作家
<ディレクター >
・小路 浩 <Hiroshi Shoji> アートディレクター / 一般社団法人JIAN 代表理事
< 主催 >
池袋モンパルナス回遊美術館実行委員会
(NPOゼファー池袋まちづくり/立教大学/株式会社東武百貨店/株式会社そごう・西武/豊島区 ほか)
< 共 催 >
公益財団法人東京都歴史文化財団 東京芸術劇場
< 企画・運営 >
池袋モンパルナス回遊美術館実行委員会事務局(一般社団法人としまアートカルチャーまちづくり協議会)
< 協 力 >
公益財団法人としま未来文化財団
入選者による展覧会
IAG AWARDS 2024 EXHIBITION
5月24日[金]~6月2日[日]
東京芸術劇場5階 ギャラリー1&2
「第19回 池袋モンパルナス回遊美術館」 のメイン企画として
入選作家たちによる美術展を開催!
展示作品を対象とした様々な視点によるアワードの授与
来場者投票によるオーディエンス賞も決定!!
2024募集要項はこちら
2023年の入選者・受賞者などの詳細はこちら
◇応募について
エントリー料 | 3,000円(税込) |
応募条件 | 日本に活動基盤をもち、入選者による展覧会(下記)に出品可能であること
● 本展示期間中、3日以上は在廊可能であること
● 年齢・国籍・ジャンルは不問
● 作家自身、またはその代理人が、本展示の搬入設営、撤去搬出を行えること
※搬出入に運送業者を利用する場合、荷物の受け渡しについては事務局が代行可(二次審査については応相談) |
作品条件 |
● 平面・立体・映像・マンガ的表現を取り入れた作品・インスタレーションなど、屋内ギャラリー展示が可能なオリジナル作品を1点以上(展示条件内での点数上限なし)
・テーマやジャンルの制約なし
・発表/未発表を問わず
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展示条件 |
● 壁面展示/壁面のみを使った展示:横3✕高さ3.3メートル以内
● 空間展示/壁面を使わない展示:横2.5✕高さ3.3✕奥行き2.5メートル以内
● 複合展示/壁面と空間を両方使う展示:横2.5✕高さ3.3✕奥行き2.5メートル以内
※上記サイズにはいずれも左右余白含まず
※床置きや天井吊下げ展示も可(素材や重量によっては要相談)
※壁面への展示は、原則ピクチャーレールからのワイヤー吊下げで釘打ち不可。但し、虫ピンや画鋲程度までであれば可 |
応募方法 | 当サイトのエントリーフォームより
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締 切 | 2024年3月23日[土] |
◇IAG AWARDS 2024 EXHIBITIONに向けた一次・二次審査について
審 査 | 本公募展では、作品そのもののクオリティと合わせ、与えられた展示スペースを活かし、魅力ある展示であることも審査し、各賞を「作家」に授与いたします。従って、各次審査においても展示プランを重視した審査をいたします。 下記審査を実施し、通過した方には東京芸術劇場で開催される「IAG AWARDS 2024 EXHIBITION」への出品権を授与いたします。 |
審査方法 |
● 一次審査:データ審査(作家、作品情報と展示予定プランを専用フォームより提出)
● 二次審査:展示予定作品の実見審査(二次審査会場での作品展示)
※一次・二次審査ともに、審査員団の協議によって行います
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選出人数 | 全部門あわせ50名前後を予定 |
◇展覧会概要
展覧会名 | IAG AWARDS 2024 EXHIBITION |
会 期 | 2024年5月24日[金]~6月2日[日] 11:00-19:00 ※最終日 16:00まで |
会 場 | 東京芸術劇場5階 ギャラリー1&2(〒171-0021 東京都豊島区西池袋1-8-1) |
◇IAG AWARDS 2024 EXHIBITIONについて
一次・二次審査を通過した作家たちによる展覧会「IAG AWARDS 2024 EXHIBITION」において、実際の作品展示をIAG審査員団の協議により審査し、様々な視点によるアワードを授与するものです |
種 類 | ①IAG賞(大賞、各審査員賞、奨励賞など)
②漫喜利賞(フキダシ・コマ割りを取り入れた作品=漫喜利作品として選出)
③豊島区長賞(高際みゆき豊島区長による選出)
④オーディエンス賞(来場者投票によって選出)
⑤都市間提携特別賞
・裏小樽モンパルナス特別賞
・長野市芸術館特別賞
⑥IAGパートナーズ各賞(本公募展を応援してくださる豊島区内外のギャラリーなどが選出)
・東武池袋ギャラリー賞
・アトリエムラギャラリー賞
・ギャラリー上り屋敷賞
・Gallery KAMON Irie賞
・ギャラリー路草賞
・栗原画廊賞
・シアターアートショップ賞
・C-DEPOT賞
・ターナーギャラリー賞
・名村大成堂賞
・八犬堂ギャラリー賞
・B-gallery賞
ほか
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受賞特典 | ・いずれの賞も、賞金の授与は伴いません
・IAG各賞、オーディエンス賞は、特定の権利やメリットを約束するものではありません
・豊島区長賞は豊島区立熊谷守一美術館での個展開催権を授与します
・裏小樽モンパルナス特別賞は、2024年度夏~秋の期間に2週間ほど小樽市に滞在して個展開催する他、地元アーティストやまちづくり支援者の方々と交流をしていただきます(往復交通費及び宿泊費などを提供)
・長野市芸術館特別賞は、2024年度9月14日(土)~23日(月祝)に長野市芸術館で開催される「市内作家によるアート・グループ展2024」に招聘作家として作品展示の機会を提供します(往復交通費を提供)
・IAGパートナーズ各賞は、各ギャラリー等における無償の個展開催や企画展への参加などの権利を授与します
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発表方法 | 「第19回池袋モンパルナス回遊美術館」会期中に会場及び本ウェブサイト上で発表。(オーディエンス賞のみ会期後に本ウェブサイトにて発表) ※会期中に授賞式も実施予定 |
エントリーはこちら
I A G 審 査 員
<審査員長>
押元 一敏 / Kazutoshi Oshimoto
東京藝術大学美術学部 准教授 / 画家
1970 千葉県生まれ
1995 東京藝術大学美術学部デザイン科 卒業
1997 東京藝術大学大学院美術研究科修士課程 修了
2000 東京藝術大学大学院美術研究科博士後期課程 満期退学
2010-2013 横浜美術大学 准教授
2013- 東京藝術大学美術学部 准教授
日本美術家連盟会員
喜多 祥泰 / Shohei Kita
画 家 / 沖縄県立芸術大学美術工芸学部 准教授
1978 徳島県生まれ
2006 東京藝術大学大学院美術研究科博士後期課程美術専攻(日本画)修了(美術博士)
2021- 沖縄県立芸術大学美術学部 准教授
創画展会友(創画展奨励賞受賞・春季創画展春季展賞受賞・ will+s展奨励賞受賞)
全国で個展70回以上開催
金丸 悠児 / Yuji Kanamaru
画家 / C-DEPOT代表
1978 神奈川県に生まれる。
1997 桐蔭学園高等学校卒業、東京藝術大学デザイン科に入学。在学中は、劇団に所属し舞台美術、宣伝美術、映像制作を担当する。その他、知人のコンサートチラシのデザインを行うなどして、自身の可能性を模索する。
2001 同大学の東京藝術大学大学院(大藪雅孝)研究室に進学、大藪雅孝、中島千波の元で指導を受ける。
2002 杉山治とともにアーティスト集団「C-DEPOT」を設立、代表を務める。創立以来現在に至るまで、1年に1度開催する「EXHIBITION C-DEPOT」のプロデュースを手がけている。
2003 東京藝術大学大学院修了後、プロの画家として活動開始。
2004 クリエイターチーム「ebc」の一員として、ebcアトリエの創設から携わる。
現在は、百貨店や画廊を中心に発表を行い、作品は動物や建物などを題材に独自の表現と手法で創作している。また、社会におけるアーティストのあり方を追求し、様々な活動にも挑戦している。
→ C-DEPOT HP
小路 浩 / Hiroshi Shoji
アートディレクター /(一社)JIAN代表理事
1965年 東京都生まれ。早稲田大学法学部卒業。
広告業界ディレクター、プロデューサーを経て、2010年、美術業界の広告デザインと若手作家の美術作品販売を主業務とする株式会社八犬堂を設立。
2011年、画家の泉東臣をリーダーとする日本藝術大学出身の日本画作家たちのグループ展を母体に、大規模アンデパンダン展「KENZAN」をスタートさせ、以降毎年開催。
2016年、八犬堂代表を辞任し、日本の芸術創作環境向上を目的とする美術作家団体 一般社団法人JIANを設立し代表理事に就任。以降、JIANがKENZANの主催団体となる。
2017年、池袋モンパルナス回遊美術館のメイン企画として「池袋アートギャザリング公募展 IAG AWARDS」をスタートさせ、以降毎年、チーフディレクターとして、企画運営を手掛ける。
その他、ファインアーティストを起用する様々な企業や地域とのコラボプロジェクトを多数手がける。
松井えり菜
美術家
1984年岡山県生まれ。東京都在住。
2010年 東京藝術大学大学院絵画専攻油画専攻修了。
松井えり菜にとって、自画像はコミュニケーションツールであり最も身近なモチーフである。GEISAI6にて金賞を受賞した『エビチリ大好き』に代表される変顔作品は、濃厚な実体験を通して、他者と笑いや感情を共有したいという想いをキャンバスに描き出している。
デビュー時より自画像表現の可能性の模索を続け、近年は直接的に顔を描写する表現に留まらず、幼少期に油絵に触れるきっかけとなった西洋画と少女漫画をコマ割りで繋ぎ合わせる「古典回帰」シリーズ、今を生きる女性の感情を可視化する層を描いた「レイヤー」シリーズ、自身の分身ともいえる「ウーパールーパー」をモチーフにしたシリーズなど、幅広く制作に取り組んでいる。主な展覧会に「J’en reve」(カルティエ現代美術館、2005)、「松井えり菜~大原美術館をおもちゃ箱に」(大原美術館、2012)、「ROAD SWEET ROAD」(クンストラーハウスベタニエン、2013)、「高橋コレクションミラーニューロン」(東京オペラシティアートギャラリー、2014)、「顔の惑星」(鹿児島県霧島アートの森、2016)、「令和おとぎ草子 桃太郎 KAMISHI By 松井えり菜」(岡山県立美術館、2020)など国内外で精力的に活動している。
→ Official HP
三橋 純 / Mitsuhashi Jun
横浜美術大学教授 / 写真家
1990-94 博報堂フォトクリエイティブ(現 博報堂プロダクツ)
1995 朝日広告賞 準朝日広告賞
1999 日本大学大学院芸術学研究科博士課程単位取得満期退学
2000-07 千葉大学工学部画像科学科 多摩美術大学情報デザイン学科メディア芸術コース 東京ビジュアルアーツ 埼玉県立芸術総合高校映像科など 非常勤講師歴任
2001 日本写真芸術学会 第1回奨励賞 受賞
2001「1990年代の現代日本写真」展参加ブタペスト郊外に参加
2002 東京都写真美術館「映像体験ミュージアム」に出品
2011 個展「Qualia」Gallery Niepce, nagune
2015 個展「末那識」PhotoGallery MOMOZONO
その他 個展・グループ展 多数
所属学会:日本写真学会 日本映像学会 日本写真芸術学会
山内 康裕 / Yasuhiro Yamauchi
(一社)マンガナイト代表理事
1979年生。法政大学大学院イノベーションマネジメント研究科修了。
一般社団法人マンガナイトにて「これも学習マンガだ!」事業(日本財団助成)を推進。
2019年には「東アジア文化都市2019豊島(豊島区・文化庁)」マンガ・アニメ部門事業ディレクターを務めた。マンガ関連の企画会社レインボーバード合同会社代表社員、さいとう・たかを劇画文化財団代表理事、文化庁メディア芸術連携基盤等整備推進事業有識者タスクチーム員、国際マンガ・アニメ祭ReiwaToshim(IMART)共同委員長、日本マンガ学会監事他を務める。
共著に『『ONE PIECE』に学ぶ最強ビジネスチームの作り方』(集英社)、『人生と勉強に効く学べるマンガ100冊』(文藝春秋)など。
→ マンガナイト HP
渡辺おさむ / Osamu Watanabe
現代美術作家
2003年 東京造形大学 デザイン学科卒
スイーツデコの技術をアートに昇華させた第一人者として「東京カワイイTV」(NHK)や「徹子の部屋スペシャル」(テレビ朝日)等にもとりあげられる。本物そっくりのカラフルで精巧なクリームやキャンディ、フルーツなどを用いた作品は国内はもとより海外でも注目を集め、中国、インドネシア、イタリア、ベルギー、トルコ、アメリカ、韓国などでも個展が開催され話題を呼ぶ。3冊の作品集や著書が出版されたほか、大原美術館や笠間日動美術館など国内9ヶ所の美術館に作品がコレクションされている。
●パブリックコレクション
大原美術館
清須市はるひ美術館
山ノ内町立志賀高原ロマン美術館
高崎市美術館
おかざき世界こども美術博物館
平野美術館
大原こども美術館
笠間日動美術館
酒田市美術館
●著書
作品集「SWEET OR UNSWEET?」 BNN新社
「OSAMUWATANABE POSTCARD BOOK」パルコ出版
「渡辺おさむスイーツデコメソッド」誠文堂新光社
→ Official HP
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